후리가나로 읽는 일본 고전
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えいがをつくるはなし
中谷宇吉郎集 第三巻
中谷 宇吉郎
中谷 宇吉郎의 中谷宇吉郎集 第三巻(えいがをつくるはなし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 46,667자 · 95화면
その中での傑作はコップ型である。この結晶は顕微鏡の下では、水晶で作った六角形の洋酒盃のように輝いて見えるのであった。もっとも六角といっても、その一頂点が螺旋形に捲き込んでいるので、それもこの種の結晶の特徴なのである。この型の結晶はずっと前に、ウェーゲナー教授がグリーンランドの氷河の裂罅の中で発見したものである。それを色々工夫して低温室の中で人工的に作って見た時もちょっと愉快だったが、それよりもこの二月十勝岳での天然雪の観測中、同じ形の雪が天から降って来たのを見た時には一層驚いた。ところがそれが又直ぐ足の下の地の底にも潜んでいたのである。氷の結晶にもちゃんと天地人が揃っているものと感心した。
「コップ型の氷の結晶」のキャプション付きの図
コップ型の氷の結晶
天 雪の結晶(十勝)
地 地下の雪結晶(更別)
人 人工雪(低温室)
コップ型の外にも、針状、骸晶状、角錐状、角柱状など色々の霜があった。その中でコップ型や針状は、水蒸気の供給が十分多い時に出来ることが分っている。それでこの種の結晶が存在していることは、凍結砂利層を通じて、下方から水蒸気がかなり自由に流通して来ることを示している。