일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

「もくせい」ごうのなぞ

中谷宇吉郎集 第六巻

中谷 宇吉郎

中谷 宇吉郎의 中谷宇吉郎集 第六巻(「もくせい」ごうのなぞ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 130,784자 · 269화면

아오조라 문고

遭難時刻は、八時五分頃と推定されるので、丁度合っていることになる。遭難地点は、三原山噴火口東側一キロ余のところで、差木地へ向う航空路の上に正確に乗っている。万事規定どおりの飛行をしていたわけである。羽田出発後遭難時刻までの時間が、予定より五分ばかり余計にかかっているが、当日の天候としては、それくらいの差は当然あり得る。

後から考えてみれば、大島通過の無電がなかった時、少なくもその後の焼津及び河和のビーコン基地からの通報が、いづれもなかった時、即ち同日九時頃には、もう遭難の危険性が強く暗示されていたわけである。ガソリン搭載量からみた飛行時間が五時間あるというようなことは、問題にすべきことではなかった。そして館山を通過して、大島の差木地は通過しなかったのであるから、第一に捜査すべきところは、館山差木地間であった。ところがまごまごしているうちに、浜名湖不時着だの、舞坂沖漂流だのという不確実情報がはいってきて、すっかり滅茶苦茶にしてしまったのである。航空会社か関係官庁の中に、誰か一人ちゃんとした人がいたら、遭難そのものは別として、あんな騒ぎにしなくてもよかったのであろう。