후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
なかざとかいざんの『だいぼさつとうげ』
中里介山の『大菩薩峠』
三田村 鳶魚
三田村 鳶魚의 中里介山の『大菩薩峠』(なかざとかいざんの『だいぼさつとうげ』)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 13,523자 · 27화면
「竹の笠を被つて紺看板を着て、中身一尺七八寸位の脇差を一本差して、貧乏徳利を一つ提げたお仲間体の男でありました」というんですが、お中間体の男が、どうして脇差をさしていたろう。中間というものは、木刀きりしかさしていない。これはきまりきった話です。中間体に化けるのに、脇差をさしたんでは事こわしだ。
六二六頁になって、お銀とお君とが御籤を取りに来る。そこでお銀が、「この通り八十五番の大吉と出てゐますわいな」と言っている。「わいな」は前にもあったが、どうも甲州人のみならず、誰の言葉にしても「わいな」はおかしい。お芝居のようだ。お君の方は伊勢古市の人だということだが、それが「この八幡様のお御籤が大吉と出ますやうならば、もう占めたものでございますね」と言っている。「占めたもの」なんていう言葉は、どうしても上方の人の言葉とは思えない。
そうすると、今まで変に片づけていたお銀が、お君のことを「君ちやん」と呼んでいる。作者は折り返して「お銀様はお君を呼ぶのに君ちやんと云つたりお君と云つたり、またお君さんと云つたり色々であります」と言っているが、百姓大尽の娘にしたところで、少し村でも重んぜられているような人の娘ならば、自分の雇人でないように聞かせるために、「お君さん」