후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
にさんのさんめいについて
二、三の山名について
木暮 理太郎
木暮 理太郎의 二、三の山名について(にさんのさんめいについて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 28,599자 · 57화면
それが図らずも前に引用した「外人の東京観」の中で造作もなく説明されているのである。今其の大意を抄出すると、
日本の高山の名を考へるならば、火山であつたかと思はれる様に「煙」といふ意義のある馬来語のアサッ(Asap)を冠してゐる山の名が多い、浅間山がそれであり阿蘇山がそれである、富士山に祭つてある浅間も又それに相違なく、即ち富士は「アサマの神の坐ます白い山」に外ならない。足柄山のアシはアサで、ガラは馬来語で荒れるといふ意味だから、「煙で荒れる山」であつて、富士の噴火の為に灰や煙で荒されてゐた為であらうし、日光山をフタアラ山と云ふのはプトガラの転訛で、「白い山で荒れる」事を言ひ表はしたものと思はれる、其他浅間温泉や浅虫温泉も亦煙から導かれたものであらう。
というのである。其の全文は『山岳』第二年第三号の雑録欄に転載してあるから就て参照されたい。
今でこそ日本語は、主として南洋系のモン・クメール語やチアム語の単語を北方派のツングース系の文法で統一したものであるといわれているものの、明治四十年頃に日本語を南洋系の言葉で解釈しようと試みる人などは、皆無でないまでも極めて稀であったに相違ないから、此の新聞の記事は後日南洋系の言語を研究するに至った機運を作る上に一条の導火線となったかも知れないのである。