후리가나로 읽는 일본 고전
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じんぞうにんげんじけん
人造人間事件
海野 十三
海野 十三의 人造人間事件(じんぞうにんげんじけん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 14,654자 · 30화면
それこそ、今夜、あの病院の玄関でウララ夫人を擁していた男に違いない。
検事はそこでギロリと眼を光らせ、傍に馬のような荒い鼻息をたてている帯広警部の太い腹をついて云った。
「――サンタマリア病院のジョン・マクレオだ。現場不在証明を調べること」
警部は返事の代りに、お尻のポケットから手帖を出して書きこんだ。
馬詰丈太郎は煙草を一本口にくわえて、いささか得意げであった。
「オイ馬詰」と突然叫んだのは大江山捜査課長であった。
「他人の話なんか、お前に聞かされないでもいいんだ。それよりお前の現場不在証明を聞こうじゃないか。博士の殺害された今夜の八時前後、お前は一体何処にいたんだ。それを云え」
「私が何処にいたというのですか、折角ですが、それは別に御参考にはなりませんよ」
と丈太郎は自信たっぷりだった。
「くわしくいうと、私は今夜七時三十分から八時五十分までJOAKにいましたよ」
「なんだ放送局にか。そこで何をしていたんだ」
「なにって……」と彼は答えるのをやめて、煙草を口に持っていって美味そうに喫った。
「AKの文芸部に訊いてごらんになれば分りますよ。つまり早くいうと、私の書いたラジオドラマが今夜八時から三十分間、放送されたのです。