후리가나로 읽는 일본 고전
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へいけがに
伝奇ノ匣2 岡本綺堂妖術伝奇集
岡本 綺堂
岡本 綺堂의 伝奇ノ匣2 岡本綺堂妖術伝奇集(へいけがに)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 203,094자 · 411화면
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中二 おお、阿母さん。
柳 これから病院へ行こうと思っているんだが、阿香はどんな様子だね。
中二 妹はもういけない。
柳 いけない……。
會徳 もう死んだのか。
中二 病院へ送られると直ぐに息を引取ってわたしでさえ間に合わない位でした。(顔をしかめて嘆息する。)なにしろ機械にまき込まれて、手も足もばらばらになって仕舞ったんだから、どうにも手当の仕様が無かったそうです。
會徳 工場では時々にそんなことがあると聞いていたが、全く怖ろしいことだな。
中二 そこで、阿母さん。死骸は今ここへ運んで来るから、病院までわざわざ出て行くには及びません。まあ、内へ這入って待っておいでなさい。(云いかけて下のかたを見る。)ああ、もう来た、もう来た。
(下のかたより高田圭吉出づ。)
高田 (柳に。)どうも残念なことでした。僕が途中まで引返すと、もう死骸を送って来るのに逢って仕舞ったんです。所詮むずかしかろうとは思っていたんですが、こんなに早かろうとは思いませんでした。
柳 (泣き出す。)まったく夢のようで……。こんなことになると知ったら、工場なんぞへ遣るんじゃあなかったが……。
中二 (なだめるように。