후리가나로 읽는 일본 고전
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とうせいかつしゃ
党生活者
小林 多喜二
小林 多喜二의 党生活者(とうせいかつしゃ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 65,537자 · 130화면
「どうもおかしいんだ……」
と云う。
私は須山の口元を見た。
「上田がヒゲと切れたんだ……!」
「何時だ?」
私が云った。
「昨日。」
ヒゲは「予備線」など取って置く必要のない男だとは分っていたが、
「予備はあったのか?」と訊いた。
「取っていたそうだ。」
彼の話によると、昨日の連絡は殊の外重要な用事があり、それは一日遅れるかどうかで大変な手違いとなるので、S川とM町とA橋この三つの電車停留所の間の街頭を使い、それもその前日二人で同じ場所を歩いて「此処から此処まで」と決め、めずらしいことにはヒゲは更に「万一のことがあったら困る」というので、通りがかりに自分から安全そうな喫茶店を決め、街頭で会えなかったら二十分後に其処にしようと云い、しかも別れる時お互の時計を合せたそうである。「ヒゲ」そう呼ばれているこの同志は私達の一番上のポストにいる重要なキャップだった。今迄ほゞ千回の連絡をとったうち、(それが全部街頭ばかりだったが)自分から遅れたのはたった二回という同志だった。我々のような仕事をしている以上それは当然のことではあるが、そういう男はそんなにザラには居なかった。