일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ぼんじんでん

凡人伝

佐々木 邦

佐々木 邦의 凡人伝(ぼんじんでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 98,944자 · 202화면

아오조라 문고

と二人はグラついていて、何方へでも傾ぐ。その折の気分次第だ。

そこへ廊下から部屋を一寸覗いたものがあった。

「誰だい?」

と野崎君が咎めた。実に威張りたがる男だ。

「僕です」

「僕じゃ分らない」

「安部です」

「何か御用ですか?」

と私は野崎君を遮って、立って行った。喧嘩を始められては困る。

「あなた方は高等学部へお入りになったんですか?」

「はあ」

「僕も高等学部のものです。今帰って来たばかりです」

「然うですか? 失敬しました。僕達は新入生ですから、何うぞ宜しく願います」

「僕も新入生です」

「しかし中学部からお入りになったんでしょう?」

「はあ」

「それじゃ先輩です。何うぞ宜しく」

「僕こそ」

「お入りなさい」

と赤羽君が歓迎した。

これが現在○○教会の牧師として都下の基督教教役者間に相応重きをなしている安部君だった。

「僕は安部です。ヤンチャンですから、何うぞ宜しく」

「僕は河原と申します」

「僕は野崎喜三郎、乱暴ものです」

と野崎君は肩を怒らせて睨んだ。

「僕は群馬県の産、赤羽明と申します。今しがた入ったばかりで勝手が分りません。何分宜しく」

と赤羽君は丁寧にお辞儀をした。