후리가나로 읽는 일본 고전
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しゅっけとそのでし
出家とその弟子
倉田 百三
倉田 百三의 出家とその弟子(しゅっけとそのでし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 121,812자 · 248화면
松若 いんや。確かにだれか戸をたたいてるよ。
良寛 (戸を強くたたく)もしもし。お願い申します。お願い申します。
お兼 (耳を澄ます)ほんとに戸をたたいてるね。だれか人声がするようだ。(庭におり戸を開く)どなた様で?(三人の僧を見る)何か御用でございますか。
松若母の後ろより好奇心でながめて立っている。
良寛 旅の僧でございますが、この吹雪で難儀いたしております、誠に恐れ入りますが、一夜の宿をお願いいたす事はできますまいか。
お兼 それはお困りでございましょう、もう十丁ほどおいでなされば宿屋がございます。
慈円 あの私たちは托鉢いたして歩きますものでお金を持っておりませんので。
良寛 どのような所でもただ眠ることさえできればよろしいのでございますが。
お兼 さようでございますか。(三人の僧をつくづく見る)ではちょっと夫にきいてみますから。そこはお寒うございます。内にはいってお温まりあそばせ。
左衛門 お兼。なんだい。
お兼 旅の坊さんなんですがね。三人ですの。この雪で困るから一夜だけ泊めてくれないかとおっしゃるのです。お金がないから宿には着けないのですって。
三人の僧内にはいり庭に立つ。