일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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れっきょうかんしのちゅうしんにあるにほん

列強環視の中心に在る日本

大隈 重信

大隈 重信의 列強環視の中心に在る日本(れっきょうかんしのちゅうしんにあるにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,124자 · 10화면

아오조라 문고

而して、これを率いるものは、彼の倨傲自ら処るカイゼル、ウィルヘルム二世である。欧州大戦は如何様に終結すべきか。その結果に依って彼の運命もまた決せらるべきであるが、彼は果して大拿翁〔ナポレオン一世〕の如く、敗衄のあまり、敵国に生擒され、空しく遠謫の最後を見るか、あるいは然らずして、かかる不幸より免るるを得るか。縦しやこれを免れ得るとするも、国内に瀰漫する社会民主的思想の高潮は如何なる結果を生ずるか、あるいはその勢力に依って国外に放逐さるること無きか。生擒か放逐か、彼の運命は二者その一におるやも知るべからずである。倨傲、畢竟事を誤る。倨傲にして遂に世界の嫉視を受け、如何に絶世の勇を奮っても多数の拳固のために袋叩きにされてしまったとすれば、ここに目覚めたる独逸国民は、必ずや、かくの如く国運を危険に導きしカイゼルを奉じて、将来なおも同一軌道を走る事は出来ぬであろうと思う。米国の哲学博士モルトン・プリンス氏の著に成る「カイゼルの心理解剖」の中には、ちょうど、カイゼルに当て篏るとて、マクドーガル教授の著書「社会心理学」中に在る仮設的の一貴公子の例を引いて下の如く紹介しているが、甚だ面白い。