후리가나로 읽는 일본 고전
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じゅうはちじのおんがくよく
十八時の音楽浴
海野 十三
海野 十三의 十八時の音楽浴(じゅうはちじのおんがくよく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 103,941자 · 210화면
楊博士はわが意を得たりというふうに、頷いた。博士は、さらに肥った大男をよんだ。
「おお黄生理学博士。どうです、このごろの虎鮫の反射度は?」
「ああ閣下、それならもう百パーセントだとお答えいたします。ガガーン、ガガーンと銅鑼を聞かせますと、彼らの恐ろしき牙は、ただちにきりきりとおっ立ち、歯齦のあたりから鋼鉄を熔かす性質のある唾液が泉のように湧いてくるのであります」
と、黄博士は、虎鮫の条件反射について詳細なる報告をなした。
「そうか、ようし、では訓練はこれくらいでやめて、あとはいよいよ軍船にむかって実戦をやらすばかりだ」
楊博士は揚々と、条件反射をやる虎鮫七千頭をひきつれ、またもとの赤湾を前にのぞむ屏風岩に帰ってきた。
大襲撃の銅鑼が鳴ったのは、その次の日の明け方であった。
それは近代海戦史上空前の大激戦であった。わずか三十九分のうちに、赤湾の中に游よくしていた軍船百七十隻は、一隻のこらず、船底に大孔をあけられ、スクリューをかじりきられて、海底深く沈んでしまった。
楊博士は、いまや得意満面、手の舞い足の踏むところを知らなかった。さっそく祝宴を命じたところへ、猛印首都の軍政府委員長チャンスカヤ某から、電報がついた。