후리가나로 읽는 일본 고전
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じゅうはちじのおんがくよく
十八時の音楽浴
海野 十三
海野 十三의 十八時の音楽浴(じゅうはちじのおんがくよく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 103,941자 · 210화면
リンゲル氏液内の生態
などと恐喝、ここに一年ぶりに、やっと待望久しかりし生きている腸を手にいれたのであった。
彼はなぜ、そのような気味のわるい生きている腸を手に入れたがったのであろうか。それは彼の蒐集癖を満足するためであったろうか。
否!
リンゲル氏液内の生態
生きている腸――なんてものは、文献の上では、さまで珍奇なものではなかった。
生理学の教科書を見れば、リンゲル氏液の中で生きているモルモットの腸、兎の腸、犬の腸、それから人間の腸など、うるさいほどたくさんに書きつらなっている。
標本としても生きている腸は、そう珍らしいものではない。
医学生吹矢が、ここにひそかに誇りとするものは、この見事なる幅広の大腸が、ステッキよりももっと長い、百C・Mもリンゲル氏液の入った太いガラス管の中で、活撥な蠕動をつづけているということであった。こんな立派なやつはおそらく天下にどこにもなかろう。まったくもってわが熊本博士はえらいところがあると、彼はガラス管にむかって恭々しく敬礼をささげたのだった。
彼は生ける腸を、部屋の中央に飾りつけた。天井から紐をぶら下げ、それにガラス管の口をしばりつけたものであった。