후리가나로 읽는 일본 고전
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じゅうはちじのおんがくよく
十八時の音楽浴
海野 十三
海野 十三의 十八時の音楽浴(じゅうはちじのおんがくよく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 103,941자 · 210화면
誤算
「ちょっと出かける。砂糖水は、隅のテーブルのうえに、うんと作っておいたからね」
彼は急に外が恋しくなって、チコに食事の注意をするのもそこそこに、入口に錠をおろし、往来にとびだしたのだった。
誤算
医学生吹矢隆二は、つい七日間も外に遊びくらしてしまった。
一歩敷居を外に踏みだすと、外には素晴らしい歓喜と慰安とが、彼を待っていたのだ。彼の本能はにわかに背筋を伝わって洪水のように流れだした。彼は本能のおもむくままに、夜を徹し日を継いで、歓楽の巷を泳ぎまわった。そして七日目になって、すこしわれにかえったのである。
チコの食事のことがちょっと気になった。日をくってみると、あの砂糖水はもうそろそろ底になっているはずだった。
「まあ一日ぐらいは、いいだろう」
そう思って彼はまた遊んだ。
その日の夕方、彼はなにを思ったか、足を○○刑務病院にむけた。そして熊本博士を訪問したのであった。
博士は、吹矢があまりに人間臭い人間にかわって応接室に坐っているのを見て愕いた。
「この前の一件は、どうしたですか」
と、博士はそっとたずねた。
「ああ、生きている腸のことだろう。あれはいずれ発表するよ、いひひひ」