후리가나로 읽는 일본 고전
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じゅうはちじのおんがくよく
十八時の音楽浴
海野 十三
海野 十三의 十八時の音楽浴(じゅうはちじのおんがくよく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 103,941자 · 210화면
それにもかかわらず醜行があったとは、一体どんな醜行をやったのであろうか。しかも博士コハクはミルキ国第一の、いやミルキ国ピカ一の科学者だった。ミルキ国の至宝であったのだ。博士はミルキ閣下の命令により、あらゆる文化設備を設計し建設した。この博士に死刑を執行することは、ミルキ国が自殺をするに等しかった。これから博士に代って誰が仕事をしようというのだろうか。なんという無謀な死刑宣告だろう。博士の研究のうちでも、目下莫大なる国費を費して研究半ばにある人造人間の建造などは、これからどうなるのであろうか。二人の門下生は、急に目の前が陥没して、数千丈の谿谷ができたような気がした。
「さあそこで副主任バラ女史に命ずる。博士コハクに属していたアリシア区全体を閣下と共に検分する。すぐ案内にたつように」
副主任と呼ばれてバラはいささか得意だったけれど、アリシア区を案内することは彼女にとってむしろ迷惑なことだった。
でも、命令は命令である。彼女はやむなく次の工作室から始めて、ミルキ閣下の一行を各室に導いていった。
アリシア区は全体が同じ段階の上にあった。そして室の数は大小合わせて十六にのぼっていた。