후리가나로 읽는 일본 고전
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きょうふのきせつ
叢書名著の復興1 恐怖の季節
三好 十郎
三好 十郎의 叢書名著の復興1 恐怖の季節(きょうふのきせつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 257,544자 · 508화면
今井、抜刀を手に下げたまま岩蔭から出て来る)
今井 (真剣の斬合いを初めて見たために気が立ってブルブル武者顫いをし、歯をカチカチ鳴らしながら)おい、こら!
仙太 おお! (とびっくりして身構え。変な顔をして竈の方を振向き加多を見る)
加多 今井、危ない! (仙太に)刀を引け、それは拙者の連れだ。
仙太 へい※(感嘆符疑問符、1-8-78) (ボーッとしている)
加多 だいぶ出来るなあ。お前。
仙太 ……へい。
加多 とどめは刺さないのか?
仙太 へい……いえ、へい。(自分に返って)あ、刀と言やあ、どうも何でえす、先程はありがとう存じました。お礼の申しようも……。いえ、そいつは、斬っといてとどめを刺すなあ無職出入りの定法でえすけど、今日はいたしません。仕かけられたのでよぎなく買ったこの場、とどめまで刺しちゃ冥利が尽きます。私が立去りゃ今の連中が来て引取り、助かるもんなら助かって貰いてえ。
今井 加多先輩、これは賊です。斬ったら?
加多 まあ、よい! 刀を納めたまえ。
仙太 どうぞ、まあ、お見逃しなすって……。
加多 殺したくはないのだ、はよかった。ハハハ。今井、君もやれたらこの男にかかって見るか? 斬りたくないと言って君も斬られるぞ。