후리가나로 읽는 일본 고전
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こくをみる
古句を観る
柴田 宵曲
柴田 宵曲의 古句を観る(こくをみる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 166,028자 · 333화면
その恵方棚の中で、真新しい青竹の色が神々しく作者の眼に映じた。その印象を直に一句としたのである。
青竹の色ほど鮮麗なすがすがしい感じのものは少い。路傍の建仁寺垣が新に結い替えられた時などは、実際目のさめるような感じがする。一時トタン塀を建仁寺まがいに作って、青いペンキで竹らしく見せようとしたものがあったが、芝居の書割以上に俗悪であるのみならず、色彩の一点からいっても、人工の天然に及ばざることを暴露するに過ぎなかった。ああいう塀の中に住んだのでは、孔雀の羽で身を飾ろうとする鴉を嗤うわけには行かない。
「古寺の簀子も青し冬かまへ」という凡兆の句は、新に仕替えられた簀子の青さを捉えたので、背景がもの寂びた古寺だけに、青竹の効果も極めて顕著であるが、恵方棚の青竹も、浄らかな燈火、供物その他に対してまた別個の趣を発揮している。作者の青竹から受けた印象が、そのまま読者の前に現れて来るように思う。
七草や多賀の杓子のあら削り 亀洞
「多賀の杓子」というのは、江州の多賀社から御守に出す杓子のことであろう。柳亭種彦は昔の杓子の柄はいたく曲っていたものだという考証をして、『尤の草紙』