후리가나로 읽는 일본 고전
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「こりゅうきゅう」
古琉球
伊波 普猷
伊波 普猷의 古琉球(「こりゅうきゅう」)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 29,421자 · 61화면
戦々兢々として薄氷を踏むが如しという語は能く琉球政治家の心事を形容する事が出来ます。しかしながら独り蔡温はその生涯中、少しも困ったという風な態度をあらわしたことはなかったのであります。この事は彼れの自叙伝を読んでもわかるだろうと思います。ここが蔡温の偉大なる所でございます。
さて蔡温時代のように二個の思想が調和している時分には、一般民衆は動もすれば各その好む方に偏して、自国の日支両国に対する関係を正当に観ずる事が出来ないのであります。もしこれを自然に任せておいたならば、両大国の形勢が一変した暁には、琉球は再び慶長十四年の時のような悲境に陥る事があるのでございます。蔡温は早くもここに気がついて、『御教条』を発布して、琉球が日支両国に対する関係の軽重如何を極めて叮嚀に教えましたが、その真意を解するものが至って少く士族の連中はいずれも四書五経ばかりを金科玉条として遵守し、『御教条』は百姓の教科書であるといって軽蔑するようになりました。惜しみてもなお余りあることであります。(この『御教条』を見て薩州人も大に安心をしたとの話がある。)それから蔡温は『独物語』