후리가나로 읽는 일본 고전
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「こりゅうきゅう」
古琉球
伊波 普猷
伊波 普猷의 古琉球(「こりゅうきゅう」)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 29,421자 · 61화면
つらつら琉球史の趨勢を見るに、向象賢や蔡温や宜湾朝保の案内するがままに、歩一歩安全なる世界の大勢という潮流に向って進んだのでございます。而して私共はこの大海のただ中の甲板上に立って、私共を出口まで引張って来た所の三人の恩人を顧みて、転た感謝の念を熾にせざるを得ないのであります。かつて向象賢や蔡温や宜湾朝保と共に窮屈千万なる天地に住んでいた所の沖縄人は、今や天空海濶な世界に住むようになりました。そうして政治的圧迫を取去られた所の沖縄人は三人者が言わんと欲して言う能わざりし所を言い、為さんと欲して為す能わざりし事を為し得るようになりました。しかしながら沖縄人がこういう所に到達するまでには幾多の艱難に遭遇したという事を知らなければなりません。この苦しい経験もまた沖縄発展の一要素になっているに相違ありませぬ。琉球処分は実に迷児を父母の膝下に連れて帰ったようなものであります。ところがこの琉球民族という迷児は二千年の間、支那海中の島嶼に彷徨していたにかかわらず、アイヌや生蛮みたように、ピープルとして存在しないでネーションとして共生したのでございます。彼らは首里を中心として政治的生活を営みました。