후리가나로 읽는 일본 고전
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うもんとりものちょう
右門捕物帖(二)
佐々木 味津三
佐々木 味津三의 右門捕物帖(二)(うもんとりものちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 221,941자 · 435화면
3
時刻はもう四ツそこそこの刻限でしたから、むろんのことに見せ物小屋ははねたあとで、どこもかしこもひっそりと死んだように静かでしたが、しかし、問題の娘かるわざ一座ばかりは、さすがに事件直後のこととて、座員の者はいずれも楽屋裏につどいながら、血の色も失いつつ、うろうろとたち騒いでいるさいちゅうでしたので、右門は顔を見知られてはならじというもののごとくに紫覆面のまま、それなる手裏剣打ちの少年を案内に、ゆうぜんと犯行現場へやって参りました。
と――座頭の親方を失ったための善後策に夢中のあまりにか、それとも事件に対するおどろきと狼狽からか、犯行のあった女親方の一室は、死骸から何からまだそのままでしたから、何はともかく現場探査をしなくてはと、ぶきみもいとわずずかずかと死骸のそばに近づいていきました。
見ると、いかさま女親方は、ちょうど乳のあたりをぐさりと一突きやられて、胸から腰から畳の上にまでべとべと血をしたたらしながら、しかもその口の中には、少年の陳述したとおり、はでやかな娘物の衣装の片そでを必死にガブリとかんで食いちぎったまま、断末魔の形相もものすごくのけぞっていたものでしたから、あまりな凄惨におもわず右門も顔をそむけていたようでしたが、しかし、そむけつつもその秀抜かぎりない両のまなこは烱々として寸時