후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
そうせきしとわたし
回想 子規・漱石
高浜 虚子
高浜 虚子의 回想 子規・漱石(そうせきしとわたし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 115,187자 · 231화면
丁度私の訪問して行った時に中根氏が見えていて痩せた長い身体を後ろ手に組んで軒近く縁端に立って居ると漱石氏もその傍に立って何か話をしていた光景が印象されて残って居る。私も黙って漱石氏の傍に突っ立っていたのである。それから一人の若い男の人が快活に何か物を言いながら這入って来たのに対して、細君が、
「いよいよ夏目が帰って来たから御馳走をしますよ……」と打ち晴れた顔をして笑いながら言った時の光景が眼に残って居る。そうして、船が長崎であったか神戸であったかに着いた時に、蕎麦を何杯とか食った上にまた鰻飯を食ったので腹を下したそうです、というような事を細君が私に話したことを記憶して居る。
それから漱石氏は一高の教授に転じ、大学の講師をも兼ねるようになって明治三十七年の九月頃まではその教師としての職責を真面目に尽すという以外あまり文筆には親しまなかった。ただ『ホトトギス』に「自転車日記」というものを一篇書いた。それは面白いものではなかった。私は時々訪問していた。氏はその頃駒込千駄木町に住まっていた。それは太田の池の近所であった。
ある時訪問して見ると漱石氏は留守であった。