후리가나로 읽는 일본 고전
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とち
土地
豊島 与志雄
豊島 与志雄의 土地(とち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 10,719자 · 22화면
」
平助と音吉とは毎日、鍬と鶴嘴とを肩にして荒地にやって来た。仕事は容易でなかった。以前森だったので、至る所に大木の切株があって、それが地下深く根を張っており、小松や灌木が生い茂り、雑草が高く伸びていた。それでも、灌漑の便がよかったので、開拓さえすれば、そのまま水田になることが出来た。荒地の片隅に、草木の根や石塊の塚が次第に大きくなるにつれて、拓かれた水田も次第に広くなっていった。昨年から拓かれた分には、もう稲苗が青々と植っていた。
平助は、自分の手で開墾された土地が、水に浸され馬に鋤かれ、村の娘達の唄声につれて稲苗が※(「插」でつくりの縦棒が下に突き抜けている、第4水準2-13-28)されるのを、にこにこした輝かしい顔付で眺めた。
「地所は旦那のものでも、おいらがそれを拓えたんだ。」
其処に彼と彼の一人息子との、激しい労働と生活とがあった。大地の黒い土が健かであると共に、彼等の力も健かだった。
「だが、こんな仕事つまんねえなあ。」
音吉がそう云い出したのは、村のおたかが遠い町の製糸工場へ行ってからだった。
「お前、そんなこと云って、旦那にすむと思うか。