후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
じごくのししゃ
地獄の使者
海野 十三
海野 十三의 地獄の使者(じごくのししゃ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 75,419자 · 152화면
「検事さんが聞かれるから、正直に応えなければいかん」
「はい」
「小林さんはこの邸に住み込みなんだってね」
検事がまずやさしい訊問から始めた。
「はい。さようでございます」
「そして昨日は、夕方以来どこへも外出せず今朝までこの邸の中にいたそうだね」
「はい」
「亡くなった御主人に最後に会ったのは何時かね。そしてそれは何処であったかね」
「こちらの方にも申上げたのでございますけれど」
と家政婦は警部の方へちらと目を走らせ、
「いつものように、私は昨夜九時五分過ぎにお夜食の皿やコップなどを盆にのせました。それが最後でございました」
「御主人はいつも夜食をとるのかね」
「はい。ちょうどその頃までに旦那様はお仕事をお切上げになります。そして一日の疲れを、洋酒と夜食とでお直しになるのでございます。この日課は毎日同じようにつづいて居りました」
そういった家政婦は、そこでちょっと唇を噛んだ。
「この小卓子の上に並んでいるものが、そうなんだね」
「はあ、さようでございます」
「そのとき御主人は、この室内に居られたのかね」
「はい」
「どこに居られたかね」
「私が扉をノックしますと、室内からご返事がありました。