후리가나로 읽는 일본 고전
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とうじょうのきじゅつし
塔上の奇術師/鉄人Q
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 塔上の奇術師/鉄人Q(とうじょうのきじゅつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 151,766자 · 303화면
それにしても鉄人Qは、お札なんかぬすんで、どうしようというのでしょう。人造人間のくせに、お金の使いみちを知っているのでしょうか。
おはなしかわって、上野山下の商店街の中に山形屋という食料品店があります。そこの店員に、鳥井君という、小がらの少年がいました。この鳥井少年は、もと少年探偵団のチンピラ隊のひとりだったのです。チンピラ隊というのは、少年探偵団長の小林君が、浮浪少年を集めて作った探偵団の別働隊で、それらの少年の多くは、いまは「アリの町」のくず拾いなどをやって働いているのですが、この鳥井少年は、どうしても店員になりたいというので、名探偵明智小五郎の世話で、山形屋食料品店につとめることになったのです。
店へきてから、まだ三月にしかなりませんが、かしこくて、よく働くので、ご主人も、たいへん気にいっていました。
東洋銀行支店の、どろぼう事件があった日の夜のことです。山形屋の店の前に、ひとりの背広の紳士が現われました。おそろしく肩の角ばった人です。顔はおしろいをぬったように白くて、くちびるはまっかです。
鳥井少年はそれを見ると、すぐに、そばへ寄っていって、