일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

なつのよのぼうけん

夏の夜の冒険

平林 初之輔

平林 初之輔의 夏の夜の冒険(なつのよのぼうけん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,930자 · 12화면

아오조라 문고

。

二人で麦酒の三四本ものんでコールビーフの一皿も食べたことと思う。とにかく一時間ほどそこで時間をすごして外へ出たのであった。

上野行も新宿行ももう終電車が通りすぎてしまって、駅員は帰り支度をしていた。

時国と私とは、橋の上に立って、冷え冷えする夜風で涼をとっていた。

すると駅の建物のうしろのつつじや熊笹のしげっている中で、何かがさがさ動いている。

――何かあそこに動いているじゃないか?

――何だろう?

二人はその方を注視した。

――何だか人間のようじゃないか?

――子供のようだね。

私たちは改札口の方へ降りていった。

――何ですか?

一人の駅員がとがめるように言った。

――あそこに子供がいるんですよ。ほらあのつつじの根本ががさがさ動いているでしょう。

――なる程。

駅員もバスケットを下げたまま引きかえした。

その駅員と私たち二人とで土手へ上がっていった。

汚い手拭地の浴衣を着た九つか十位の男の児が、剥製の蛙みたいにひょろひょろになって、つつじの株の葉陰にうずくまっていた。

子供はなかなか口をきかなんだ。

別に人見知りをするわけではないが、ひどく疲れていて口をきくのも大儀だったらしい。