후리가나로 읽는 일본 고전
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よあけまえ
夜明け前
島崎 藤村
島崎 藤村의 夜明け前(よあけまえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 105,172자 · 206화면
それにはヨーロッパからはいって来るものをも見定めねばならない。辺鄙な飛騨の山の方へ行って、それのできるかどうか、これまたすこぶる疑問であった。
五
長い鎖国の歴史をたどると、寛永年代以来世界交通の道も絶え果てていたことは二百二十年もの間にわたったのである。奉書船以外の渡航禁止の高札が長崎に建てられ、五百石以上の大船を造ることをも許されなかったのは徳川幕府の方針であって、諸外国に対する一切の門戸は全く鎖されたようであるが、それでも一つの窓だけは開かれていた。
はじめて唐船があの長崎の港に来たのは永禄年代のことであり、南蛮船の来たのは元亀元年の昔にあたる。それから年々来るようになって、ある年は唐船三、四十艘を数え、ある年は蘭船四、五艘を数えたが、ついに貞享元禄年代の盛時に達した。元禄元年には、実に唐船百十七艘、高麗船三十三艘、蘭船三艘である。過去の徳川時代において、唐船が長崎に来たのは、貞享元禄のころを最も多い時とする。正保元年、明朝が亡びて清朝となったころから、明末の志士、儒者なぞのこの国に来て隠れるものもすくなくはなく、その後のシナより長崎に渡来する僧侶で本国の方に名を知られたほどのものも年々絶えないくらいであった。