후리가나로 읽는 일본 고전
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ゆめはよびかわす
夢は呼び交す
蒲原 有明
蒲原 有明의 夢は呼び交す(ゆめはよびかわす)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 104,126자 · 210화면
献身は非常の事態である。反逆者の魂にこもる執著の憑いてさせる業としか思われない。しかもその成し遂げた蹟を見るに、そこには人文の中心に向って奏でられる微妙な諧和が絶えず鳴り響いている。朽ちせぬ瓊琴の調である。これこそ真にその中を得たるものといわねばなるまい。人間わざとは思われないからである。不思議といえば不思議である。
献身者の使命はここで終る。それと共に献身者は身を隠してしまう。人は想像をめぐらしてその隠れの里を執著の窟に求めても好い。その執著の窟戸を折々開けて、新機運に促されつつ進展して行く人の世の風光を心ゆくばかり打眺めて佇んでいる姿がある。暁の夢にその面影を見かけたといったとしても、誰がそれを過度の空想を逞うしたものといってむげに非難し得るであろう。
生命は滞るところなく流動する。創造の華が枯木にも咲くのである。藤原南家の郎女が藕糸を績いで織った曼陀羅から光明が泉のように涌きあがると見られる暁が来る。
釈迢空さんは『死者の書』の結尾にこういっている。「姫の俤びとに貸すための衣に描いた絵様は、そのまま曼陀羅の相を具えていたにしても、姫はその中に、唯一人の色身の幻を描いたに過ぎなかった。