일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠10

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠10(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 285,635자 · 558화면

아오조라 문고

が逗留している。

ウスノロな闖入者は、かなり広い食堂兼客室へ来ると、そのあたりの光景が急に広くなったのと、その室が有する異国情調――実は自国情調とでもいったものに刺戟されたのか、いよいよいい気持になって、片手にキュラソーの瓶をかざしながら、足踏み面白くダンスをはじめました。

この一室で、ウスノロの闖入者はかなり面白く踊ったが、いつまで踊っても、相手が出て来ないのが不足らしく、もう一つその室を向うにすべり出そうとしました。

このウスノロは、それでもまだ、自省心と、外聞との、全部を失っていない証拠には、ダンスの足踏みも、そう甚だしい音を立てず、羽目をはずした声で歌い出さないのでもわかるが、本来、音を立てて人前で踊れないほどに、舞踏も物にはなっていないのだから、声を出して歌うほどに、歌らしいものを心得てはいないのだろう。しかし、いい心持はいい心持であって、このいい心持を、一人だけで占有するには忍びないほどの心持にはなっているらしい。

そこで、彼はいいかげんこの食堂で踊りぬいてから次へ……廊下を渡って一方は主人の室――一方は客の詰所の追分道にかかり、そこで、ちょっと戸惑いをしたようです。