후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠13
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠13(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 349,705자 · 678화면
それにまた兵馬も若いから、おのずから血潮が、夜遊びということに誘導するといったようなせいもあろう。
そこで兵馬は、今晩、ただ単に塀の外を通るのみではない、また、ただいま、取逃がした小盗をどこまでも追いつめるというのでもなく、今晩はひとつ、この機会に、少し高山の町、それとあの焼跡の辺までのしてみようではないか、という気分にそそられました。
と言っても、高山の町は、そんなに広くないから、したがって多くの時間をとるほどのこともあるまいし、あとのところは黒崎に任せておく、黒崎はなかなか出来るから、あれが眼を醒ましていてさえくれれば、あとの留守は心配がないというものだ。
それにまた、兵馬は、当時、宗猷寺に移っている高村卿のところへもお寄り申してくるつもりでしょう、そうなれば、夜明けになるかも知れない。
こうして、兵馬は邸外の人となりました。
飛騨の高山の夜の景色に、悠々とひたってみる機会を得ました。
塀外を一廻りして、それから、右に川原町、左に上向町を見て、真直ぐに出て行くと、そこに中橋がある。
中橋は、京の五条橋を思い出させる擬宝珠附きの古風な立派な橋で、宮川の流れが潺湲として河原の中を縫うて行く、その沿岸に高山の町の火影が眠っている。