일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠13

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠13(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 349,705자 · 678화면

아오조라 문고

そんなことはどうでもよい、ここに集まる別天地の歓楽の衆の中に、がんりきの百がいようとも、女の相場が狂うわけではなく、あいつがいないとしても、色男の払底を告げるというわけでもなく、それぞれ適当に相手にはことを欠かないで、まず腰の曲った年寄と胸紐の附いた子供を除いては、男女ともにお茶を引くというようなものは一人もなかったはずです。

北原賢次一行は、ここへ打込んで困りました。生命に別条はないけれども、内出血がしているから三四週間はかかるという負傷を、ここで療治しなければならぬ、品右衛門爺さんは越中の方へ出てしまったが、高山へ寄りつけないで立戻って来た町田と久助は、お雪ちゃんのことを心配しながら北原の看病です。その間、高山方面から続々来投の客に向って、それとなくお雪ちゃんらしいものの動静を尋ねてみるが、当てになるのは一つもない。

そうしてこの三人は、薬師堂の一間を借りて養生をしながら、みるみる歓楽の天地になってゆく平湯一帯の景気を見て胆を冷してしまいました。

大抵のことには動じないで来たが、この景気と羽目の外し方には呆れる。人間同士が世間態というものを忘れてしまって、快楽そのものが無方図に許される社会というものを見せつけられて、北原が憤慨したのは、自分は不幸なる怪我で、この歓楽の渦中へ投ずる機能を失った残念さ