일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠13

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠13(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 349,705자 · 678화면

아오조라 문고

飛び出して見ると、外は色の変った雪です。払って冷たくない雪でした。つまり今、ほとんど寝まきの半裸体や、或いは一糸もかけぬ全裸体で飛び出した総ての人の上に、盛んに灰が降りかかっているくらいですから、暁の天地は泥のようでした。

つづいて第二、第三の大鳴動があって、地が震い、同時に頭上、山々の上の空に炎が高く天をこがしているのです。

歓楽の客は狼狽せざるを得ません、仰天せざるを得ません。

暫くは為さん術を知らず、濛々と降りかかる灰を払うの手段もなく、呆然と天を仰いで立ち尽したままです。

しかも、その音は轟々として山の鳴動は続き、時々、きめたように地がブルブルと震え、霏々として灰は降り、硫気はいよいよ漂い、空は赤く焦げてゆくのです。

飛騨の平湯の天地の昨日の歓楽は、今日の地獄となりつつ行きます。

但し被害の程度としては、まだ何もないのですけれども、人心の滅却は被害の計算で計るわけにはゆかないのです。昨日までは我を忘れて、湯槽に抱擁し、土地に貪着していた人々が、今日はわれ先にとこの天地を逃れようとするところから、人間界に動乱が生じました。

まず人間が人間の奪い合いをはじめました。