일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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てんのう

天皇

蜷川 新

蜷川 新의 天皇(てんのう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 136,036자 · 269화면

아오조라 문고

そのゆえに、神武は、文学者流のいうような国のシンボル、象徴ではなかった、国民統合の象徴では、もちろんなかった。日本国の中央の一部に、君臨した酋長であったにすぎない。現人神などではなかった。

その後、第二代の天皇綏靖の時代には、相続争いのために、兄弟のあいだに忌まわしい殺害事件がおこっていたことは、まえに述べたとおりである。以下、重複する点もあるが、日本の権力の移動のあらすじを知る便宜のために、もう一度、要点だけを整理して述べることにする。

第九代の天皇開花は、第八代の天皇孝元の皇后伊香色謎命を、自分の皇后にしている。後年第七十八代の天皇二条も、また、義理の叔母にあたる皇太后を、自分の皇后にしているのである。林羅山は、これらの史実にかんして、「人倫は三綱の魁なり。人の上たるものにして、禽獣の行いあらば、いかにしてよく国家を治めんや。」と正論している。

国のはじめこのかた、代々の天皇は都を、かの地この地にと移している。正論家は、この遷都を評して、「あたかも町役場の移転のごとし。」と言っている。しかも各地に国造がいたのである。それは、それぞれ独立した地方権力者と解するのが、至当であろう。