일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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てんのう

天皇

蜷川 新

蜷川 新의 天皇(てんのう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 136,036자 · 269화면

아오조라 문고

六 天皇の将来

1 天皇制の考えかた

六 天皇の将来

1 天皇制の考えかた

大戦争に先だち「天皇機関説」に反対して「天皇即国家説」が、日本に、一時は大いに叫ばれた。帝国議会において、政友会の総裁および有力な代議士は、昂然として、「天皇即国家説」を述べた。軍部におもねる下心のように、私には見えた。学理や信念にもとづいて、それを口にしているものとは、何分にも、私には思われなかった。しかしながら、一時は、天皇即国家説のほうが、迷える人民の多数から受けいれられたように見えた。

天皇機関説は、長いあいだ、学者によってとなえられた。そうして、一般には、それがあたりまえの説として通ってきたのであったが、にわかにそれが、非国民の論議のように軍人などから攻撃せられ、一般からも、それがのろわれるような奇怪な事態となった。定見のない日本人のみにくい情況が、そこに浮かびあがったのである。機関説の排撃者は、「機関」すなわち外国語のオーガン(organ)と「機械」すなわちマシン(machine)との差別が分からないところから、無益な論争をしていたのであった。「機関」とは、学問上では「有機体、すなわち組織ある存在物の部分」