후리가나로 읽는 일본 고전
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ようかいはかせ
妖怪博士/青銅の魔人
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 妖怪博士/青銅の魔人(ようかいはかせ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 212,920자 · 421화면
」
「ええ、先生や小林さんといっしょなら、ぼく、こわくありませんから、ご案内します。家はよくわかっています。」信雄君は、さいぜんおかあさまの心づくしのごちそうで、ペコペコになっていたおなかがふくれたので、なかなか元気です。それに、日ごろ尊敬する明智探偵の案内役というのですから、にわかに勇みたつのでした。そこで、小泉氏とも相談のうえ、明智探偵と小林少年と信雄君の三人は、明智の待たせておいた自動車に乗って、夜ふけの町を世田谷区池尻町へと出発しました。
例の洋館の百メートルもてまえで車をおりて、なにげない通行人のような顔をして、門の前まで歩いていきますと、門のとびらは、二時間あまりまえに、信雄君がにげだしたときと同じように、ひらいたままになっていました。
「やっぱり、二十面相はもうここにはいないのだ。しかし、ともかく、家の中をしらべてみよう。どんな手がかりがつかめないともかぎらないからね。」明智探偵は、そんなことをささやきながら、先に立って門内へはいっていきます。
玄関のドアはしまっていましたが、とっ手をひねりますと、なんなくひらきました。見れば、中はまっくらで、まったくあき家の感じです。