후리가나로 읽는 일본 고전
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ようかいはかせ
妖怪博士/青銅の魔人
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 妖怪博士/青銅の魔人(ようかいはかせ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 212,920자 · 421화면
そこに明智がニコニコ笑って、立っていました。道化師は、かき消すようにいなくなって、もとの姿の明智探偵でした。いつのまに、ふきとったのか、顔には、べにのあとも、おしろいのあともありません。手品師のような早わざです。
「では、ほんとうの道化師を、お目にかけます。」
明智のうしろに、仏像などをおさめる厨子の形をした、黒ぬりの大きな戸棚のようなものが、おいてありました。明智はその前に近づいて、鍵をカチカチさせたかと思うと、観音びらきの戸を、サッと左右にあけて見せました。
光といっては、石の天井からつるした石油ランプばかりですから、戸棚の中はボンヤリとしか見えませんが、たしかに人間です。シャツ一枚になった大男が、手足をグルグルまきにしばられて、まるくなって横たわっているのです。
「ハハハヽヽヽヽ、わかりましたか。こいつは二日も前から、ここにとじこめてあるのですよ。そして、その二日のあいだ、ぼくが道化師の身がわりをつとめていたのですよ。むろん、こいつには、時々たべものを、やっておきましたがね。おわかりになりましたか手塚さん。この厨子の中には、魔人がどこかのお寺から盗みだした仏像が、安置してあった。