후리가나로 읽는 일본 고전
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ようかいはかせ
妖怪博士/青銅の魔人
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 妖怪博士/青銅の魔人(ようかいはかせ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 212,920자 · 421화면
それに、この運転手は、三人が少年探偵団員であることや、BDバッジがその記章であることを、いったいどうして知っていたのでしょう。よく考えてみれば、ふしんなことばかりです。ああ、もしや行く手には、何かおそろしい運命が待ちうけているのではないでしょうか。
しかし、少年たちは泰二君のゆくえがつきとめられそうなようすに、ただ、気があせるばかり、そんなことをうたがってみるよゆうもないのでした。
自動車は走りだしていました。そして、五分も走ったかと思うと、もう目的地に達したらしく、運転手は、とある町かどに車をとめて、
「ほら、あすこに赤れんがの塀が見えるだろう。この記章は、あの家の門の前に落ちていたんだよ。」
と、向こうに見える古めかしい洋館をさししめしました。
「じゃあ、ここでおりて、前まで行ってみよう。」
上村君が先に立って、三人が車をおりますと、運転手も運転台をとびだして、
「ぼくもいっしょに行ってあげよう。」と、さも親切らしく言いながら、三人の先に立って、洋館に近づいていきました。
門の前まで行ってみますと、みょうなすかしもようの鉄のドアが半分ひらいたままで、中の洋館の入り口まで見とおしになっていましたが、その入り口のドアも、あけっぱなしたまま、あき家のようにガランとしているのです。