후리가나로 읽는 일본 고전
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ようかいはかせ
妖怪博士/青銅の魔人
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 妖怪博士/青銅の魔人(ようかいはかせ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 212,920자 · 421화면
さいわい、明智探偵は事務所にいあわせ、自分から電話口に出て、殿村のようすをくわしく聞きとったうえ、それでは、すぐそちらへ出かけるからという返事でした。
それから三十分ほど後、応接室で相川技師長と、殿村探偵が、だまりこくって待ちかまえているところへ、明智探偵が、例のにこやかな微笑をたたえてはいってきました。相川氏は、さっそく、両探偵を紹介し、かんたんなあいさつがすみますと、殿村はすぐさま用件にとりかかりました。
「明智君、きみはこの事件には内心すくなからず弱っているのじゃないかね。おみうけするところ、まだ何もこれという、いとぐちをつかんでおられぬようじゃが。」
このぶしつけな質問に、明智は、さして立腹するようすもなく、さもおかしそうに笑いだしながら、
「ハハハ……、お察しのとおり、ぼくは、まだなんの手がかりもつかんでいない。しかし、けっして弱ってなんかいませんよ。このくらいの難事件には、今まで何十度となく出あっている。そして、ぼくはまだ一度も、その解決に失敗したことはないのです。」
「ウフフフ……、きみもなかなかうぬぼれが強いねえ。だが、手がかり一つつかんでいないとは、お気のどくじゃ。