후리가나로 읽는 일본 고전
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ようかいげんだん
妖怪玄談
井上 円了
井上 円了의 妖怪玄談(ようかいげんだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 29,869자 · 59화면
第二二節
第二三節
しかれども、この第一、第二の原因のみにては、いまだコックリの説明を与えたりと称すべからず。なんとなれば、コックリはなにびとこれを行うも、必ずその効験あるにあらずして、生来信仰心の厚きもの、知力に乏しきもの、または婦女子のごとき感動しやすき性質を有するものありて、これに加わるときは、たやすくその回転を見、知力に長じ信仰力弱きものは、なにほど試験を施すも、これをしてその回転を示さしむることあたわず。これによりてこれをみれば、第一、第二の原因のほかに、別に考うべき事情あるべし。これ、余が第三の原因を設くるゆえんなり。
第二二節
第三の原因は、コックリの説明を与うるに最も必要なる原因にして、これ全く心性作用よりきたるものなり。今、余は便宜のため、この原因を内因と外情とに分かちて説明せんと欲す。内因とは、人の心性自体の性質より生ずるものをいい、外情とは、その心性作用を促すところの種々の事情をいうなり。
第二三節
まず第一に内因を述ぶるに、その主たるものを不覚筋動と予期意向の二者とす。今この二者を知らんと欲せば、不覚作用について一言せざるべからず。不覚作用とは、人のその心に識覚することなくして、自然に発動する心性作用をいう。