후리가나로 읽는 일본 고전
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つまのざ
妻の座
壺井 栄
壺井 栄의 妻の座(つまのざ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 82,695자 · 165화면
ツルエさんときたら父親のような夫をすきになれたのだろうか。あきらめたのだろうか。夫にきらわれながら我慢を重ねている女房にまけて男の方で家を出ていったおつじさんというあわれな女もある。みんな、もう再び家や夫を離れようとは考えぬらしく、表面おだやかに暮してはいるが、果してどうなのだろう。僅か三四人の例でさえ、女の場合の条件の下落に気がつくのだ。女の立場のかなしさは日本の女の大昔からうけついできている不幸である。閑子はそれを考えて、千枝をまで動かそうとしているのだろうか。それとも野村と離別してみて、何かが心に生れてきたのだろうか。しかし、しかし、もうおそいのだ。別れぬ先に問題は粉みじんに割れてしまっていたのだ。それが分らず、ミネが何ともしてくれないと思って千枝のところに行ったのだろう。千枝はあきらめて帰っていった。不自由な足を引きずるようにして、千枝は帰った。一晩泊って休んでゆけとすすめたが、終列車に間に合うように出かけた。夫が駅まで迎えにでているからといって。千枝のびっこはきたときよりもひどくなっているのにミネは気がついた。しかしたってとめることはしなかった。