일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

つまのざ

妻の座

壺井 栄

壺井 栄의 妻の座(つまのざ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 82,695자 · 165화면

아오조라 문고

野村はやっぱりいいことをしていると思ったのだ。ややこしいあれこれはあるにしても、とにかく妻や娘と一しょにここまできているということ、そのことに野村の考えの焦点があると思った。さまざまな妻たち、さまざまな娘たちのさまざまなうれいを解決するもの、その遠い道への第一歩をここから始めようとしている野村の気持は、集金人をわざわざ台所へ回らせる妻をもここへつれ出してきている。だが、閑子はここにいないのだ。ミネは押えても押えてもいぶり出す煙を消し去ることに苦労した。里帰りにさえも夫婦一しょでなかった閑子、僅か二か月に女一生の欠点をさらけ出さねばならなかった閑子の不幸さが渋柿にかぶりついたような思いで思い出された。そのことについて野村は半分の責任をどのような形で負ったろうか。ここにつれだってきた野村夫婦のここまでの過程に、閑子の不幸は投げすてられ忘れ去られた形でしかないのだ。野村にばかり罪があるわけでもないし、まして新しい妻に兎の毛ほどのかかわりがあろう筈もない。しかも閑子にばかりきびしい負目であることは、何としてもつらい。渋柿の渋は早くぬきたい。いぶる煙は燃え上らせねばならぬ。