일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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いえのはなし

家の話

柳田 国男

柳田 国男의 家の話(いえのはなし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,799자 · 23화면

아오조라 문고

兵農分離の結果

その今一つ前に遡ると、国中の諸領主は大小勢力の相違はあっても、要するに対等の交際で、地形上完全なる統一というものを得ていなかった。香長二家の曾我部氏といえども、いわば覇王のごときもので、一条家が国主として君臨したというのも、実は名ばかりで、これらの地侍から奉戴せられたのにほかならぬ。こういう特色ある辺鄙に入国して、とにかく五百年来の島津家などと、ほぼ相似たる社会組織を作り上げるまでの、骨折りというものは一通りでなかろうと思う。

兵農分離の結果

しかし要するに時の力というものは争われないもので、これほど不自然な破壊的の革命も、二代三代と立つ内に、あたりまえのようになってしまった。平和な時代の武士という者は、実際退屈なものであった。ひとり重要なのは家の存続であり、祖先をして永く血食せしむることである。初めて自分はもはや武士でないと宣言せねばならなかった地侍の主人の心持は、いかにも寂寞無聊を極めたものであったろうが、結局はこれが万全の策であることを知ったのである。今日地方において多く書を読み、名望をもって一郷一郡を統御している人々は、多くはこの類の槍と馬とを断念した旧家の末である。