후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
いえのはなし
家の話
柳田 国男
柳田 国男의 家の話(いえのはなし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,799자 · 23화면
これも数においては非常なもので、もちろん失敗者も多くあるいはまた短期の出稼ぎを終って、依然たる百姓に立ち戻った者も多かったことであろうが、それにもかかわらず到る処の都会に、越後屋・上州屋・伊勢屋・近江屋というような暖簾を掛けた商人が非常に多くなったのである。関東の都会のごときは、いったん江戸に出たものが帰りの途中で、好い場所を見つけて落ち着いたというような、一種変った来歴の移住民を非常に多く包含している。中でも近江屋と伊勢屋は、今日なお特別の商店経営を持続しているのみならず、当初出稼ぎの折から、すでに他の国々と違った態度もしくは工夫を持っていたらしい。全国の移住商人の中で数においても最も多く、地域においても最も広く分布しているのは近江と伊勢の商人である。伊勢はことによると神宮の下級神人の全国巡廻と、因縁を持っているのでないかと思うが、近江のごときはどうしてその大移動が始まったかいまだ解らぬ。南部・津軽の田舎を歩いてみると、上方から来たと称する半商半農の資産家が今でも多いが、これが半ばは近江の者であることは、今なお自分の説明に苦しんでいるところである。