후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ずいひつ よせばやし
寄席囃子 正岡容寄席随筆集
正岡 容
正岡 容의 寄席囃子 正岡容寄席随筆集(ずいひつ よせばやし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,259자 · 222화면
そうして、宿屋から借りた剃刀で、彼女のある部分を無毛にしてしまうと、今日もまた極めて暗鬱な調子で、
「今後ともお前はその無毛の部分を見るたびに、今回の浮気の自戒としなさい」
と一場の訓辞をのこしてE師、悠々、昼席へ出かけてしまった。残されたおでこのしゃっぽはすぐにかねて交渉のあった前座のFを呼び寄せると、
「今、Eの奴がね、私のをみんなあたっちまったんだよ」
「へーェ、いったいどんなにあたったんですネ姐さん」
「ホーラ、こんなだよ」
クルリ無遠慮に彼女が展開したとたん、好機到来とばかりよろしくF青年、漁夫の利を占めてしまったというのである。
そのE師は玉川の僧院に余生をおくって失明、戦後逝った。竜泉寺にもう蓮田が見られないようおでこのしゃっぽの消息もようとしてわからない。あるいはもうE師のあとを追っているかもしれない。
前座のFは、いまや現役のパリパリで、この文章の中にも登場しているが、さて、「ワタクシハダレデショウ?」
なに、筆者自身じゃないか――って、冗、冗談だろう、ダ、誰が!
寄席ぐろてすく
昔々大正の頃、場末の浪花節の寄席へは、明治三十年代一世を驚倒させた例のお茶の水事件のおこの殺しの真犯人松平紀義が出演しては、しばしばその懺悔談を口演した。