일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

こざくらひめものがたり

小桜姫物語

浅野 和三郎

浅野 和三郎의 小桜姫物語(こざくらひめものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 136,097자 · 267화면

아오조라 문고

二十一、竜宮街道

角のあるもの、無いもの、大きなもの、小さなもの、眠っているもの、暴れているもの……。初めてそんな無気味な光景に接した私は、覚えずびっくりして眼を開けて叫びました。――

『お爺さま、もう沢山でございます。何うぞもっと晴れやかな所へお連れ下さいませ……。』

二十一、竜宮街道

しばらく湖水の畔を伝って歩るいて居る中に、山がだんだん低くなり、やがて湖水が尽きると共に山も尽きて、広々とした、少しうねりのある、明るい野原にさしかかりました。私達はその野原を貫く細道をどこまでもどこまでも先きへ急ぎました。

やがて前面に、やや小高い砂丘の斜面が現われ、道はその頂辺の所に登って行きます。『何やら由井ヶ浜らしい景色である……。』私はそんなことを考えながら、格別険しくもないその砂丘を登りつめましたが、さてそこから前面を見渡した時に、私はあまりの絶景に覚えずはっと気息づまりました。砂丘のすぐ真下が、えも言われぬ美しい一ツの入江になっているのではありませぬか!

刷毛で刷いたような弓なりになった広い浜……のたりのたりと音もなく岸辺に寄せる真青な海の水……薄絹を拡げたような、はてしもなくつづく浅霞……水と空との融け合うあたりにほのぼのと浮く遠山の影……それはさながら一幅の絵巻物をくりひろげたような、実に何とも言えぬ絶景でございました。