일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しょうせつのタネ

小説のタネ

吉川 英治

吉川 英治의 小説のタネ(しょうせつのタネ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,376자 · 23화면

아오조라 문고

小説みたいな物を書いてみた初めは十一、二の時でしたね。もう盛んに江戸文学やら翻訳物の柔かいのを匂いで嗅ぎ分けては読んでいたんです。ところが、それを親父に見つかって、風呂場の焚きつけにされたとき、

『読んでばかりいないで、書いてみろ』

と言われたんです。それへ、むきになって、ちょうど、自分の家の近くの普門院に捨子があったのを、或る朝、見に行って、捨子を題材にして書いたんですよ。それも、親父には示す勇気もなかったですが、義兄に見せて、笑い草にされました。だから、その頃の空想癖は、ただ空想の中で堂々めぐりしてるだけでなく、それの噴出口を与えられれば、いつでも、書くなり行動に移せるほどな大真面目なものだったことがわかります。稚気は苦笑されますが、こわいもんですな。だから「忘れ残りの記」に書いた貧乏も、その頃、自分自体はそう深刻にはちっとも思ってなかったですね。おそらく空想の遊びが助けていたんでしょう。切れ草鞋を履いて歩いた朝でも僕は必ず空想していたんだよ。たとえば、ドックの高い足場板を渡るときは恐らく足がすくむんですよ。しかし、仕事に向うと手だけの事で頭は完全に遊べるからすぐ空想に入るんです。