후리가나로 읽는 일본 고전
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やまのじんせい
山の人生
柳田 国男
柳田 国男의 山の人生(やまのじんせい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 116,022자 · 226화면
其友の謂ふやう、此は天狗礫と云ふものなり。曾て中るものには非ず。若し中れば必ず病むなり。又此事に遭へる時は必ず猟無し。今夜は帰るには道遠ければ是非なく行くなりと曰ふ。果して其朝は一も獲物なくして帰りたりといへり。」
『今斉諧』巻二に、「加賀金沢の士篠原庄兵衛、或時深山に入り、人跡絶えたる谷川の岸を行きしに、水辺には蘆すき間も無く茂りたるが、其あなたに水を隔てゝ、人のあまた対坐して談笑する声聞ゆ。篠原之を怪しみ、自ら行きて見んとすれど水に遮られて渡ることを得ず。連れたる犬にけしかけたれど亦行かず。因つて其犬の四足を捉へ、力を極めて之を蘆原の彼方へ投げたるに、向ふよりも直ちに之を投げ返す。之を見て畏を抱き家に帰る。犬には薬など飲ませたれど、終に死したり。」
『北越奇談』に、「神田村に鬼新左衛門と云ふ者あり。殺生を好む。村の十余町奥なる山神社の下の渓流に水鳥多し。里人は相戒めて之を捕りに行くことなかりしを此男一人雪の中を行き、もち繩を流して鳥を取ること甚だ多し。一夜又行きしも少しも獲物無きことあり。暁に及び、何者とも知れず氷りたる雪の上を歩む音あり。新左衛門小屋の中より之を窺ふに、長一丈余りの男髪は垂れて眼を蔽へり。