일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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やまのじんせい

山の人生

柳田 国男

柳田 国男의 山の人生(やまのじんせい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 116,022자 · 226화면

아오조라 문고

一九 山の神を女性とする例多きこと

つまりは児を授けられるというのは優れた児を得るを意味し、申し児というのは子のない親ばかりの願いではなかったのである。そうして山姥のごとき境遇に入ってでも、なお金太郎のごとき子を欲しがった社会が、かつて古い時代には確かにあったことを、今はすでに人が忘れているのである。

一九 山の神を女性とする例多きこと

人の女房を山の神という理由としては、いろはの中ではヤマの上がオクだからなどと馬鹿げた説明はすでに多い。或いは里神楽の山の神の舞に、杓子を手に持って出て舞うからというなどは、もっともらしいがやや循環論法の嫌いがある。何の故に山の神たる者がかくのごとく、人間の家刀自の必ず持つべきものを、手草にとって舞うことにはなったのか。それがまず決すべき問題だといわねばならぬ。杓子はなるほど山中の産物であって、最も敬虔に山神に奉仕する者が、これを製して平野に持ち下る習いではあったが、ただそれのみでは神自らこれを重んじ、また多くの社においてこれを信徒に頒与するまでの理由にはならぬ。岐阜県の或る地方では以前は山の神の産衣と称して長さの六七尺もある一つ身の着物を献上する風があったというが、今はいかがであろうか。