후리가나로 읽는 일본 고전
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こうせつきょうほうずえ
巷説享保図絵・つづれ烏羽玉
林 不忘
林 不忘의 巷説享保図絵・つづれ烏羽玉(こうせつきょうほうずえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 365,120자 · 728화면
それは、日本一太郎とお駒ちゃんと、両方の円精から生まれたものではあったが、いわば、もとからお駒ちゃんの身についていたものであった。お駒ちゃんは、舞踊の才能を多分に持ちながら、じぶんでも気づかずにきたというわけだった。それを、この偶然の機会から、日本一太郎とお駒ちゃん自身と、ふたりで掘り出したというわけだった。
「おめえの踊りは大したものだよ」
日本一太郎は、破れ三味線の手をやすめて、木更津屋の壁にもたれてうっとりとしながら、よくこういった。その壁は、雨もりのあとが不思議な模様のように見えていて、どうかすると、一寸法師のような形をした、灰いろの蕈が一面に簇生したりした。
「どうしてなかなか結構もんだ。糸にも乗れば、ちゃんと舞台についている。おめえが、踊りの下地がねえといったのは、ありゃあ嘘だろう」
「できることを、できないといって隠すいわれもないじゃあないか。あたしゃ、みんなと同じで、一つできることなら二つも三つもできるといいたい性分なんだよ。ほんとに、踊りのおの字も知らなかったんだけれど、今じゃあ自分でも驚いているのさ。何だかこう雲にでも乗っているようで、ひとりでに手足が伸び縮みして動くんだよ」