일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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へいぼん

平凡・私は懐疑派だ

二葉亭 四迷

二葉亭 四迷의 平凡・私は懐疑派だ(へいぼん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 81,548자 · 161화면

아오조라 문고

その忍び難い所を忍んで、妻や子を棄てて置いて、而して自分は芸者狂いをするのじゃない、四方に奔走して、自由民権の大義を唱えて、探偵に跟随られて、動もすれば腰縄で暗い冷たい監獄へ送られても、屈しない。偉いなあ! と、こう思っていたから、それで好きだった。

好きは好きだったが、しかし友人の誰彼のように、今直ぐ其真似は仕度くない。も少し先の事にしたい。兎角理想というものは遠方から眺めて憧憬れていると、結構な物だが、直ぐ実行しようとすると、種々都合の悪い事がある。が、それでは何だか自分にも薄志弱行のように思われて、何だか心持が悪かったが、或時何かの学術雑誌を読むと、今の青年は自己の当然修むべき学業を棄てて、動もすれば身を政治界に投ぜんとする風ありと雖も、是れ以ての外の心得違なり、青年は須らく客気を抑えて先ず大に修養すべし、大に修養して而して後大に為す所あるべし、という議論が載っていた。私は嬉しかった。早速此持重説を我物にして了って、之を以て実行に逸る友人等を非難し、而して窃に自ら弁護する料にしていた。

斯ういう事情で此様な心持になっていたから、中学卒業後尚お進んで何か専門の学問を修めようという場合には、勢い政治学に傾かざるを得なかった。