후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
にわをつくるひと
庭をつくる人
室生 犀星
室生 犀星의 庭をつくる人(にわをつくるひと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 9,332자 · 19화면
わたくしは飛石は庭を鎧うているものであることを熟々感じている。
或る時庭の片隅の梅の切株に、霊芝が五本生え、月を経てその菌は笠をひろげた。霊芝というものは支那あたりに珍重するばかりでなく、床の置物にするくらい稀有の目出度いものである。滅多に生えないものらしい。形は茎も笠も菌であるが質は固く陰干しにするとそのままの形を残すものだ。水を打って見ると朱の色に冴えて見えた。その生え方が一本は右に二本目は左に、三本目は笠が大きく少し離れて、四本目と五本目が右と左とに程よいほど離れていた。その隔れ方に得も言われぬ妙味があった。わたくしはその時漫然と飛石の打ち方を頭脳に思い浮べ、こんなふうに打てばいいのだと思うた。自然に生えた霊芝の離れ方にならうことも面白いと思うたのである。何となく岩段沓抜組方というのに似ているのも、偶然ではあるが古くから言いならされていることは争えないと思うたからである。
縁側或は座敷から下りる石はがっしりしたものを用いたい。そして打ち方は石の行荘三四連ずつ打ってもいいし、四二連でもかまわない。ただ短冊石だけは喰いちがいに二分の三強の食いちがいがよい。