후리가나로 읽는 일본 고전
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しきぶこうじ
式部小路
泉 鏡花
泉 鏡花의 式部小路(しきぶこうじ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 74,847자 · 149화면
二十
」
頭をふって、
「要らない。」と活溌にいった。
「でも貴女、貴女が、そんなにお気がつくんですもの。可うございます。貴女がおっしゃいませんでも、私からお強請り申しましょう。」
「おばさん、気がついた御褒美なんて、不可いの。先生が怒るものなの。」
「へい、何でございますえ。」
二十
「何だか、怒るものよ、おばさん当てて御覧なさい。」
「…………」
黙ってつくづく見たばかり、当てものして遊ぼうには、ちと年紀が老けていた。
「当てて御覧。愛吉、」
と唐突にこっちを呼んだ。この時まで、お夏が女房といいかわした言は、何となく所帯染みて、ひそめいて、傍聴きするものの耳には、憚る節があるようであった。
いかばかり酒に咽喉が鳴っても、あいにく耳が澄まされて、お夏の口から、(先生)というのを聞いて、はッと胸に応えたのは、風説に聞いて尋ねて来た、式部小路の麗人はさる人の、愛妾であるというのである。
果してそれが柳屋のならんには、米が砂利になる法もあれ、お囲いなどとは、推参な! 井戸端の悪口穴埋にして、湯屋の雑言焼消そう、と殺気を帯びて来たのであるから、愛吉はこれは、と思った。
ト同時に、この内証話からは、太く自分が遠ざけられ、憚られ、疎まれ、かつ卻けられ、邪魔にされたごとく思ったので、何となく針の筵。